お盆が過ぎてもまだまだ暑いですね
残暑きびしい昨日、しらたま(うちの猫)の去勢手術をしました
ブログではまだまだ赤ちゃんって感じの写真しか載せていないですが、
実はすっかり大きくなっていてもう約5ヶ月になっております
(ブログの更新をさぼっている間にもうすっかりお年頃のやんちゃさんです)
いい機会なので、全身麻酔や去勢手術がどのように行われているのか、
見たことのある人は、ほとんどいないでしょうから公開してみたいと思います。
ただし、以下の麻酔から手術の流れはあくまで当院の方法であり、
前に書きましたように病院によって良くも悪くもやり方は、様々です
当院では全身麻酔をする場合、どんなに短時間の麻酔でも
何かあったときにすぐに治療ができるように、血管確保と気管挿管は必ずしているのですが、
まずは血管確保について説明しますね
血管確保:犬猫では、一般的に前足の血管に柔らかいチューブを入れて、テープで固定します。
これをしていると、注射の度に血管に針を刺さなくてもチューブからお薬を静脈に入れることができる。
状態が急変して一刻を争うときでも、すぐに静脈にお薬をいれて治療ができる。
チューブを使って静脈点滴をすることができるといったメリットがあります。
(人と同じように注射針を直接血管に刺すと、犬猫はじっとしていてくれないので
えらいことになってしまいます)
それでは、実際にはどうやって血管確保をしているのか、動画でお見せしたいと思います
(注:動画中のしらたまは、すごく嫌そうに鳴いてますがほとんどのこは、大人しくしてくれています
うちの子がダメみたいな説明になってるので、しらたまの名誉のために言いますが、
ふだんは聞き分けの良いいい子なんです。決して親バカではありません
たぶん。おそらく。。)
http://blog.goo.ne.jp/kurocatash/mo/44c210ea2c06d3bbe6cfefd85e9148c5
全身麻酔をかけるときは、絶食絶水をしてきてもらうので若干脱水をおこします。
脱水のまま全身麻酔をかけるのはよくないので、麻酔前に血管にいれたチューブから
点滴のスピードをコントロールする器械を使って、静脈点滴を実施しています。
http://blog.goo.ne.jp/kurocatash/mo/e9dfaa81393a2195a69f455f23864d2b
点滴のチューブは長く自由に動くことが可能なので、そんなにストレスにはなりません
(逆に人の点滴の方がじっと寝ていないといけないので、しんどい気がします)
長くなってきたので、続きは次回に書きますね
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 アッシュ犬猫クリニック 西宮市の夙川にある動物病院です 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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