最近、バタバタとしていたので日曜の昼間はお昼寝の時間になっています
お昼寝は気持ちいいのですが、割としっかりと寝てしまうので起きたときにいつも後悔してしまいます
「1時間半ぐらいですっきりお目覚め」という素敵なお昼寝にあこがれている今日この頃です。
タイトルと全然違う話になってしまいました。
先日の心臓病の検査の続きです
去年ぐらいから心臓病の検査として血液検査が行われるようになってきました。
心臓がつくっている利尿ホルモン(NT-proBNP)の血液中の濃度を測定することによって、
心臓病の重症度や治療効果の判定をすることができます(重症だと数値が高くなります)。
この検査、日本ではまだあまり積極的に活用されていませんが、実は欧米ではすごく一般的な検査なのです。
なぜ日本と欧米で違いが出てくるのかというと検査費用の格差にあるようです
血液検査(NT-proBNP)の費用は日本と欧米でほぼ同額(7〜9千円ぐらい?)みたいなのですが、
レントゲン検査2枚の費用がアメリカの開業病院では200ドル(日本では大型犬でも6千円以内ぐらい)、
エコー(超音波)検査の費用がアメリカの開業病院では500ドル(日本では7千円以内ぐらい)するらしいのです。
日本では血液検査(NT-proBNP)よりレントゲン検査やエコー検査の方が安い傾向にあるので血液検査の活用頻度が低いのですが、
欧米ではレントゲン検査やエコー検査よりも血液検査の方が圧倒的に安いので、
まず血液検査をしてレントゲン検査やエコー検査が必要かどうかあたりをつけるようです。
アメリカのレントゲン検査やエコー検査代は日本の感覚からいくと高いですね
機械の性能・価格自体は変わらないはずなんですがレントゲン検査代が当院の約5倍、エコー検査代が当院の約10倍の費用。。。
どうしてこんなに違うのかは???です。
欧米は大型犬が多いから?鎮静剤をよく使うから?それにしても違いすぎるような気がします。
日本の人の医療費が欧米に比べて安すぎるからなのかもしれないですね。
人の盲腸の手術の場合、日本では3割負担で10万円弱(10割負担でも30万弱)ですが
欧米では150〜250万円ぐらいかかります(入院2〜3泊)
海外に行かれる際には万が一病気になってしまったときのことを考えて保険契約をしておいた方が安心ですね
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アッシュ犬猫クリニック 西宮市の夙川にある動物病院です
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