タイトルでいきなり「抗癌剤」は自分で書いておきながら何か嫌ですね
抗癌剤は治療のためのお薬で他に変えられないものですが、世間的には悪いお薬の代表みたいな扱いになってますね。
たぶん効果よりも副作用の面ばかりが一人歩きしているからだと思うのです。
それでは実際はどうなんでしょう??
犬と猫に限って言えば良い薬だと思っています。
というのも実感できるような副作用がでないケースが結構あるからです。
抗癌剤を定期的に使っているだけで本人は元気に走り回っているのでほんとに病気なの?っていう感じです。
前置きが長くなりましたが実はこれからが今日の本文です。
今日の主役の登場です。
ナナちゃん、14歳、今日で抗癌剤を卒業です
今年の4月に乳癌のために左の乳腺全部と右の乳腺の上半分をとる大きな手術をしました。
手術でとった乳腺を病理検査依頼したところ、リンパ節に転移していたので手術2週間後から抗癌剤治療をしています。
癌の種類などによって抗癌剤の治療計画は変わるのですが、今回は3週間毎に同じ抗癌剤を4回投与して終了です。 右手の血管に固定した管から抗癌剤をゆっくり点滴してます。
ナナちゃん、点滴をしている間ずっとふてくされてます
普段は撫でて撫でてとゴロゴロいいながら頭をすりつけてくるのですが、何か気に入らなくなると途端に「シャーッ」と言いながらふてくされます。
女心と猫心は難しくてまだまだ勉強中です
ナナちゃんは抗癌剤をはじめてから2ヶ月と少しが経ちましたが実感できるような副作用はなく、触診やレントゲンで確認できるような転移もありません。
このままいい状態がずっと続いてくれると最高ですね
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アッシュ犬猫クリニック 西宮市の夙川にある動物病院です
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