2016年09月13日 (火) | 編集 |
今回はようやく病気のお話です
以前から書きたかったことでもあり知っておいてほしい「グラグラの歯」について書きます
まず歯がグラグラする原因ですが、ほとんどが歯周病です。
(他には脱臼、破折、吸収病巣、骨折、腫瘍などがあります)
歯周病はどんな病気かというと細菌の塊である歯垢(プラーク)が歯の周りの組織(歯肉や骨)を壊す病気で、
歯周病菌が血液と一緒に全身に散らばって様々な臓器に悪さをするので、口の中だけの病気ではありません。
歯がグラグラするのは歯周病でも重症です
人のほうで解りやすい歯周病の図があったので、貼りますね(犬・猫も進行の仕方はほぼ同じです)。

これだけでも「歯がグラグラ」というのが良くないことだと、お解りいただけたかと思います。
ただ悲しいことに犬・猫では3歳をこえると80%が歯周病になっているとのデータがあるのですが、
特に小型犬では人間では考えられないぐらいに重症化することがよくあります
もう少し続くのでまた次回

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アッシュ犬猫クリニック
西宮市の夙川にある動物病院です
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以前から書きたかったことでもあり知っておいてほしい「グラグラの歯」について書きます

まず歯がグラグラする原因ですが、ほとんどが歯周病です。
(他には脱臼、破折、吸収病巣、骨折、腫瘍などがあります)
歯周病はどんな病気かというと細菌の塊である歯垢(プラーク)が歯の周りの組織(歯肉や骨)を壊す病気で、
歯周病菌が血液と一緒に全身に散らばって様々な臓器に悪さをするので、口の中だけの病気ではありません。
歯がグラグラするのは歯周病でも重症です

人のほうで解りやすい歯周病の図があったので、貼りますね(犬・猫も進行の仕方はほぼ同じです)。

これだけでも「歯がグラグラ」というのが良くないことだと、お解りいただけたかと思います。
ただ悲しいことに犬・猫では3歳をこえると80%が歯周病になっているとのデータがあるのですが、
特に小型犬では人間では考えられないぐらいに重症化することがよくあります

もう少し続くのでまた次回

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