2009年07月24日 (金) | 編集 |
19日の日曜日は、18時〜22時に開催された心臓病セミナーに参加するために
大阪市のネオベッツというお昼は二次診療(病院からの紹介のみ診療)、夜は夜間救急診療をしている施設に行って来ました。
専門書には載っていない情報や新しい情報など、循環器の専門家の話を聞けて有意義な時間が過ごせて満足でしたが、
帰りはすさまじい豪雨で一気にテンションが下がりました
あと数時間降り始めが遅ければセーフだったのですが、、日頃の行いのせい??悪くはないと思うのですが
現在、10歳〜14歳の犬にとって一番発生率の高い病気が心臓病というデータが発表されています(多摩獣医臨床研究会、疾病統計2009年)。
ワンちゃんの心臓病で圧倒的に多いのが僧帽弁閉鎖不全症で、
この病気は心臓の中にある逆流防止弁がきちんと閉まらないために血液が逆流してしまい、十分な量の血液を心臓が体に送り出せなくなる病気です。
僧帽弁閉鎖不全症はエコー検査(超音波検査)で逆流防止弁の閉まり具合と血液の流れを見ることによって簡単に確定診断が出来、
早い段階からお薬を飲むことで無治療よりも長く生きることが出来ることが解っている病気です。
症状に気づいたときには病気がかなり進行していることが多いので、
なるべく早期発見できるように定期検診を受けられて下さいね!
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アッシュ犬猫クリニック 西宮市の夙川にある動物病院です
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